折紙関係ソフトウェア
ORIPA: Origami Pattern Editor (2005)
ORIPA は折紙の展開図を描くための専用ドローソフトです。平坦に折りたたむことができる展開図であるかどうかを判定し、折りたたみ可能な場合には、折りたたみ後の形を推測し、表示します。一般に、同じ展開図から、紙の重なり順が異なるものが複数作られます。ORIPAでは、実現可能なすべての重なり順を列挙します。
ORI-REVO: A Design Tool for 3D Origami of Revolution (2011)
ORI-REVO は軸対称な形を内側に包むような形の折り紙を簡単に設計できるソフトウェアです。
断面となる折れ線を入力すると、自動的に完成形の形を3Dモデルとして表示し、また展開図も同時に自動生成します。
軸方向から見たときの角数や、外に折り出す襞のサイズなどを変更できます。軸を横切るような断面線を入力しても、1枚の紙で作れる形になるため、様々な形をデザインできます。
Pop Up Block Designer (2023)
キーボードによる簡単な操作で、飛び出すカード(ポップアップカード)をデザインできるソフトウェアです。
1枚の紙に切り込み線と折り目を加えるだけで、直角に開いたときに立体が立ち上がり、そのまま平らな状態に折りたたむことができます。
内部データをボクセルで保持することで、ブロックを積み上げる感覚で操作ができるようになっています。
ORI-REF: A Design Tool for Curved Origami based on Reflection (2011)
ORI-REF は、曲面折り紙の形を容易に設計するためのツールです。まず、円柱や円錐のような、単純な可展面からスタートし、任意の点を選択・ドラッグすることで形を操作します。操作に応じて、鏡映反転操作がバックグラウンドで適用され、曲線で折られた形が自動的に生成されます。最終的に、平面曲線での折りを持つ折紙形状を得ることができます。
鉄道模型コースシミュレータ (2016)
鉄道模型の玩具で遊んだ経験を多くの方が持っていると思います。
「列車を走らせる」という目的を除外してしまうと、円弧レールと直線レールを組み合わせてコースを作る、という遊びは、幾何学パズルのような遊びと見做すことができます。
このソフトウェアでは、記号の組み合わせで、レールの並びを記述し、その結果を表示します。また、「どのようなコースであっても、始まりと終わりの進行方向が異なるのであれば、最大8回繰り返すことで、閉じることができる」という事実に基づいて、万華鏡のように様々な幾何学模様を作り出すことができます。
一筆書きアニメーション
別ルート検索ツール(1)
別ルート検索ツール(2)
閉路生成パズル
閉路生成パズル・ソルバ
樹形図描画
・Depth 1
・Depth 2
・Depth 3
・Depth 4
・Depth 5
・Depth 6
樹形図描画アニメーション
・Depth 3
・Depth 4
・Depth 5
・Depth 6
樹形図描画アニメーション2
・Depth 3
・Depth 4
・Depth 5
・Depth 6
Variety of Parametric Surface(2016)
2つのパラメータ(u, v) から、3次元座標(x,y,z)への写像を様々な式で表現すると、あるパラメータ空間に対応する像が曲面として得られます。このような2変数によるパラメトリック曲面は、用いる式によってさまざまに興味深い形となります。Parametrische Flächen und Körperのサイトで公開されている曲面の代表的なものを、JavaScriptとWebGLを用いて3DCG表示するようにしました。
ベジェ曲面(2016)
3次のベジェ曲面を描画します。4x4=16個の制御点の位置を操作することで、制御点の位置による曲面の変化を確認できます。
トーラス描画(2017)
パラメータを変えることで様々なトーラスを描画します。内面と外面を反転することで、結びトーラスを描くこともできます。
表示したトーラスモデルはOBJ形式でダウンロードできます。